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会社員の限界

苦手なことを避け続けてしまう理由。平然と向き合えるようになるための考え方

「あの人が苦手」「あの作業が苦手」と、無意識に避けていませんか

苦手な人との会話を避けるために、わざわざ遠回りをしたり、苦手な作業を後回しにし続けたりすることはないでしょうか。

 

私自身、40代後半になった今でも、こうした苦手意識に悩まされることがあります。会社組織にいると、特定の上司との会話を極力避け、必要最低限のやり取りで済ませてしまうことがありました。副業に挑戦していた頃も、営業的な発信や人前で話すことに苦手意識があり、そこから逃げるように別の作業ばかりしていた時期があります。

 

避け続けても、根本的な問題は解決しません。それどころか、苦手意識はどんどん大きくなっていきました。そしてその時感じた強い感情が伴っているので、自動的に反芻してその時の不快な気持ちを何度となく味わい苦しんでしまいます。

この記事では、そんな私が苦手なことと向き合えるようになった実体験と、その背景にある考え方についてお伝えします。同じように苦手な人や作業を避け続けている方の、一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。

 

避け続けるほど、苦手意識は大きくなる

苦手な相手を避け続けて、余計に苦しくなった過去

以前の私は、苦手な上司との接触を、できる限り減らそうとしていました。会議で発言を求められそうな場面では、目を合わせないようにしたり、話題をそらしたりしていたのです。

 

しかし避ければ避けるほど、その上司のことを考える時間は増えていきました。出社前から「今日は関わらずに済むだろうか」と考え、休日にも思い出しては気が重くなる。避けているはずなのに、頭の中はずっとその存在に支配されていたのです。今思えば、これは本末転倒だったと感じています。副業の発信活動でも同じで、営業的な内容を書くのが苦手で避け続けた結果、いつまでも収益につながる行動が取れずにいました。

 

脳は「避けたもの」ほど強く記憶してしまう

脳科学の分野では、不安や恐怖を感じた対象を避けると、その対象への恐怖心がかえって強化されることが知られています。一度でも「怖いから逃げた」という経験をすると、脳はその対象を「危険なもの」として、より強く記憶してしまうのです。

 

つまり、苦手意識を克服するどころか、避け続けることによって、苦手意識そのものを育ててしまっていたことになります。これは意志の弱さではなく、脳の防衛反応として自然に起こる現象です。例えば、一度満員電車で気分が悪くなった経験があると、それ以降その路線に乗るだけで緊張してしまう、というのも同じ仕組みによるものです。

 

小さく、安全な範囲で向き合う練習

心理学の分野では、不安な対象に少しずつ、安全な形で触れていくことで、恐怖心が和らいでいくことが知られています。いきなり大きく向き合う必要はなく、小さな一歩から始めることが現実的です。

 

私自身、苦手な上司に対して、まずは「挨拶だけは自分からする」という小さな行動から始めました。最初は緊張しましたが、続けるうちに、以前ほど身構えなくなっている自分に気づいたのです。避けていた頃よりも、実際に向き合ってみた方が、想像していたほど怖くなかったという発見もありました。副業の発信も同じで、いきなり大きな告知をするのではなく、まずは自分の失敗談を1つだけ書くところから始めたところ、思っていたより自然に書けることが分かりました。

今日からできる行動

  • 苦手な相手や作業を、完全に避けるのではなく、小さく関わる方法を考えてみる
  • 苦手意識が強い場面ほど、あえて挨拶や短い会話から始めてみる
  • 向き合った後、「思っていたよりも大丈夫だった」という事実を記録しておく

小さな成功体験を積み重ねることが、苦手意識を和らげる一番の近道です。

まとめ

苦手なことを避け続けると、恐怖心はかえって大きくなっていきます。小さく、安全な範囲で向き合う経験を積み重ねることで、少しずつ苦手意識は和らいでいきます。無理に得意になろうとしなくても構いません。ただ「少しだけ関わってみる」ことから始めれば十分です。

 

過去に避けてばかりで疲れていた私だからこそ、この方法をお伝えできます。今日からできる小さな一歩を、一緒に踏み出していきましょう。

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