新しいことに挑戦しようとした時、自分の中からなんとも言えない抵抗を感じることはありませんか?
例えば「どうせやっても無駄だよ」「お前には無理だよ」「やめとけやめとけ」など・・・(これは何か新しいことを始めようとするときに、私の中にある観念の一部です)
なぜだろう?
それは
潜在意識が「今の自分を守ろう」しているからです
潜在意識は「変化=危険」と判断します。たとえ今が不満だらけでも、「慣れている状態」の方が安全だと感じるからです。
だから、例えば
・ブログを書こうとすると、なんかザワザワする
・独立・起業のことを考えると「どうせ無理だろ。やったことないくせに」とかが浮かんでくる
・望む未来を描こうとすると「遠いな、、そんなの無理やろ」が出てくる・・・
これは全部「今の自分を守ろう」とする無意識の防衛反応です。
これには実は望む未来を叶えたらこんなに素敵だよというメリットがあり、メリットと同じ量のデメリットがあります。
例えば望む未来が「独立・起業で成功する」とたら
・成功したら今関わっている人たちにどう思われるだろうか?
・今までの自分を卒業しなければならない
・「できなかった理由」にもう隠れられない
・人間関係も、環境も、世界の見え方も変わってしまう
など、、それは無意識にとって「未知すぎて怖い」ことだから。だから、やる前に止めにかかってきます。「どうせ・・・」という言葉で。
表層意識(顕在意識)では望む未来を描いて意図しました。
ただ、潜在意識の中に「過去のあきらめの記憶」によって挑戦をためらってしまう。
・近しい人に夢を語ったら、心配と称して「やめときなさい・堅実にやりなさい」など言 われた過去がある
・うまくいかなかったこと
・過去信じて進んだのに、ダメだったこと
・高額コンサルを受けたのに挫折してやめてしまったこと
そのような記憶が「未来にもきっとまたそうなる」と無意識に掘り込まれているから、「やる前にやめたくなる」癖ができてしまっています。
これは実は、「自分を守ってくれている」と解釈しても良いかと思います。
ただ、今これを読んでくださっている賢明なあなたは、自分自身の思いの癖に気づき始めていらっしゃるかと思います。その思いの癖に「気づいたら変えられる」のです。
今までは無意識に思っていた思考の癖を、今はこうやって自分を内観して「思考の癖に気づいた」ということは、浮かんでくる思考を、一歩下がって俯瞰して観ていられるようになっているということです。
癖というのは「繰り返されたパターン」でできたものです。ならば今ここから「新しい反応」を1つ始めれば、少しづつ上書きされていきます。
「抵抗が来たら、変化・成長しようとしているとき」
今までは抵抗が来たとき
・やれなかった自分に「またしなかった・・・」「また逃げてしまった・・・」と自分を責める
・やれなかった自分に「結局自分はダメなんだ」と落ち込む
・「いつも私は何をしているんだ」と焦り、責める
でも、これからは違います
抵抗や否定的な声が聴こえてきたら・・・
「よーし、変化のタイミングが来たぞ!「今、潜在意識がざわついているってことは、変化の前兆で、本当に動き出した証拠だ!」「OK!じゃあ、少しだけ手を動かしてみよう」と
抵抗は、前進のサインです。
今までは止める理由としていたけれど、これからは進む合図として使ってみてはいかがでしょうか?
・「行動できない自分」を責める必要は、もうない
・それでも「1ミリでも前に進むことが癖を超える鍵」になります
抵抗を抱えながらも前に進もうとする姿勢が、未来を変える力となります。