エゴの仕組みについて知り理解することで、エゴが出てきたら俯瞰・観察することができてそれは本来の自分じゃないことを理解でき、本当にやりたかったことにすんなり挑戦することができるようになるので、少しづつ書いていきます。
エゴとは「頭の中の声」
日常生活の中で絶え間なく浮かんでくる思考です。それこそ1日6万回発生しているとも言われています。
本当に自動発生的にもうずっとわーわーって出てきちゃうものです。その混沌とした感情や思考の渦に巻き込まれたり思考と同一化しているとき、苦しむことになります。
その時「エゴ=自分」というふうに,私はエゴだという感じで、自動的に幼少期の頃からもうかなり無意識にくっつけちゃっているから苦しむということです。(私自身もそれで苦しみ続けていますが・・・)
本来「私」と「エゴ」は全く別物というか、自分自身ではですけど、それがもうずっと生まれてこのかたずーっと一緒にやってきたから、それ(エゴ)が私だと思っちゃっているので、自分の中からのパワーを全く使えていない、生命力を使えていないでエゴの方がどんどん視聴してしまっていて、習慣化されて、なかなかそこに気づけないっていうループにハマっちゃっています。
エゴがもっとも育つ条件として
・他者を敵とみなしたとき
・他者だけでなく状況や環境とか国とか物事にも、ジャッジしたり見下したり・ダメ・否定したり
・人の過ちや欠点をあげつらったり、それによって自分が不公平な目に遭っていたりとか、無弱された感覚とか排他された感覚を味わったときに不満を言うとかです
非難や批判・人を見下している時の自分は、より人より優れていると思えたりとか大きい存在だと自分のことを感じることができて、優越感を満たせたりとか存在意義を確立していくことができます。
誰かを非難したり批判という自分なりの見解を話してしまう時も、エゴを育てるのに栄養剤を注いでいるくらい(エゴにとって)いいものなのです。
やればやるほど習慣化されていってしまうもので、やればやるほど思考回路が強くなっていきます。筋肉を育てるのと同じで、筋肉は使えば使うほどその筋肉は成長していきます。その動きをしなければしないほど、普段使わない筋肉はどんどんと細く弱くなっていきますよね?
脳内のシナプス・ニューロンみたいな思考回路は、自分が(思考や思い・意識)を走らせたところに道ができる感じで、視覚的に見たもの感じたもののところに新しく回路が生まれるみたいなものです。
人を非難したり批判したりとか(自分自身にダメ出ししたり、こんなんじゃダメだと裁いたり)不満を言うってことが習慣化されていくと、その思考回路がもうそこにずごい流れるようになって、そこに生命エネルギーというか電気信号が流れるから、よりその道筋が強くなるんです。
かといって、思考の癖で条件反射的にシュバっと批判や否定をしてしまったときには、「あ、私、また不満という回路に電気信号を流しているな」と気づいてあげれば、そこでちょっと、まずは流れなくなるから
「気づくで十分」なのです。