「マトリックス」とは
「仮想現実」
・実は人間たちは仮想現実の中で生きていて、本当の世界(リアル)は別にある
・仮想現実(マトリックス)は、人間の思考エネルギーを利用するために人工知能が作った世界
・つまり、人々は「目覚めているつもり」で実は「眠らされている」という設定
この世界の現実の私たちにとっての「マトリックス」とは?
・「世の中の常識」「社会のルール」「他人からの刷り込み」「学校・社会・メデイアからの情報」「統計」「年齢」などによって形成された”思考の檻”のようなもの
・「こうでなきゃダメ」「成功とはこれ」「普通はこうする」が無意識に刷り込まれていて、本当の自分でいることが難しい世界
つまり「マトリックスから抜ける」とは
自分を縛っていた”思い込み”や”他人から植え付けられた価値観”に気づき、それらの観念を手放して、自分自身の本質に戻ること。
そのためには「思考・感情の観察」をすることです
今までは思考や感情が浮かんできたら同一化して、一喜一憂して苦しんだり悲しんだりして落ち込んだり鬱状態になったり・・・
これからは徐々にその浮かんでくる思考や感情を一歩引いて俯瞰して眺める・観察していくことで、それらがいつの間にかとても制限された世界の中で動かされていたということに気づける時がきます。そして本来あるべき姿を思い出す時がきます。(ああ、私はなんでもできるんだ。そもそもルールなんてなかったんだ。それなら自分が自分のルールを自由に決めていこう)と。
感情を観察できるようになってくると
・混乱や焦りに「気づくことができる」
・自分が縛られている思考やパターンに意識を向け始められて対処していくことができるようになる
本来の自分に戻るためのシンプルな習慣
不快な、可能性を閉ざす思考・感情が浮かんできたら
・「今、私は誰の声で考えている?」(父?母?社会?メデイア?それとも自分?)
・「これは本当に”私の望み”かな?」(無理してる?比較している?また周りの人によく思われたいためにいい人を演じてる?)
・「今日の私を、少しだけ労るとしたら何をしてあげる?」
こういう問いが、「マトリックスを抜ける道」そのものです