「このままで大丈夫だろうか」という不安から抜け出せない
夜、布団に入ってから「このままで本当に大丈夫だろうか」と考え出して、眠れなくなることはないでしょうか。
私自身、47歳になった今でも、こうした不安がなくなることはありません。会社員としての将来、独立への挑戦、家族のこと。考え出すと、次から次へと不安が湧いてきます。過去に独立やブログに挑戦して失敗した経験があるからこそ、「また同じ失敗をしたらどうしよう」という気持ちが、余計に強く出てくるのです。
そんな時、私は不安を無理に消そうとするのをやめました。代わりに、自分に問いかける言葉を用意しておくようにしたのです。この記事では、実際に私が使っている5つの質問と、その背景にある考え方をお伝えします。夜な夜な不安に押しつぶされそうになっている方の、支えになれば嬉しいです。

不安を消そうとするほど、不安は大きくなる
「考えないようにしよう」がうまくいかなかった過去
以前の私は、不安を感じるたびに「考えないようにしよう」と自分に言い聞かせていました。ですが、これがまったく逆効果でした。考えないようにすればするほど、頭の中はその不安でいっぱいになっていったのです。
独立に挑戦していた頃も同じでした。収益が伸びない不安を無視しようとするあまり、かえって夜も眠れなくなり、日中の集中力まで落ちてしまいました。不安から目を背けることが、余計に不安を大きくしていたのだと、今ならわかります。当時は「不安を感じる自分はだめだ」とまで思っていましたが、それすらも不安を悪化させる原因の一つだったのです。
脳は「あいまいな不安」を最も苦手とする
脳科学の分野では、人の脳は正体がはっきりしないものに対して、強い不安を感じやすいと言われています。「なんとなく不安」という状態は、脳にとって最も処理しづらい情報なのです。
反対に、不安の中身を言葉にして具体化すると、脳は少しずつ落ち着きを取り戻していきます。漠然とした不安を、質問という形に変えることで、扱いやすい大きさに分解できるのです。例えば「なんとなく将来が不安」という状態のままだと、脳はいつまでも警戒を解けません。ですが「何が不安なのか」「いつまでに何をすればいいのか」と具体的にしていくと、それだけで気持ちが軽くなることがあります。
不安な時に自分へ問いかける5つの質問
私が実際に不安な夜に使っている質問を紹介します。
- 今、具体的に何が不安なのか、1つの文章にできるか
- その不安は、今日中に対処できることか、時間が解決することか
- 最悪の場合、何が起きるか。それは本当に耐えられないことか
- 過去に似た不安を乗り越えた経験はないか
- 今この瞬間、自分にできる小さな行動は何か
すべてに答えが出なくても構いません。問いかけること自体が、不安を扱いやすい形に変えてくれます。
私自身、この質問を使うようになってから、夜中に不安で目が覚める回数が減りました。不安がゼロになったわけではありませんが、「不安と付き合いながら進む」感覚が身についてきたように思います。特に「過去に似た不安を乗り越えた経験はないか」という質問は、私にとって一番効果がありました。振り返ってみると、これまでも何度も不安を乗り越えてきた事実に、意外と気づいていなかったのです。
今日からできる行動
- 不安を感じたら、まず1つだけ質問に答えてみる
- 質問の答えをノートやメモに書き出してみる
- 完璧な答えが出なくても、そのままにしておいてよいと考える
不安を消すのではなく、扱い方を変える。それだけで、日々の気持ちがずいぶん軽くなります。

まとめ
不安が消えない時、無理に消そうとする必要はありません。5つの質問を通して、不安の輪郭を少しずつはっきりさせていくことが、心を落ち着かせる助けになります。不安をなくすことをゴールにするのではなく、不安と上手に付き合っていくことを目指すだけでも、気持ちはかなり楽になります。
過去に不安に押しつぶされそうになった経験があるからこそ、この方法にたどり着けました。今日からできる小さな問いかけを、一緒に試してみましょう。