自分のことだけ、ずっと後回しにしていませんか
家族のこと、仕事のこと、副業のこと。周りのことばかり優先して、自分自身のことは、いつも一番後回しにしていることはないでしょうか。
私自身、長い間そうでした。会社員として働きながら、家庭のことも大切にしなければと思うほど、自分の時間や気持ちは、いつも一番最後に扱っていました。独立に挑戦していた頃も、寝る時間や食事を削って作業を優先し、自分自身をまるで道具のように扱っていた時期があります。
そんな生き方を続けた結果、心も身体も限界を感じるようになり、初めて「自分を丁寧に扱う」ということの大切さに気づきました。この記事では、そんな実体験と、自分を大切にしていく生き方についてお伝えします。自分のことをいつも後回しにしている方の、気持ちが少しでも軽くなればと思います。
自分を後回しにする生き方の限界
自分を犠牲にすることが当たり前だった過去
独立への挑戦がうまくいかなかった時期、私は「結果を出すためなら、多少の無理は仕方ない」と考えていました。「他の人はもっと頑張っている」と自分を追い込み、休むことに罪悪感すら感じていました。睡眠時間を削り、食事も適当に済ませ、心身の不調が出てもそのまま作業を続けていたのです。
当時は、それを「頑張っている証拠」だとさえ思っていました。ですが、ある日突然、体調を崩して数日間動けなくなったことがあります。そのとき初めて、自分を犠牲にする生き方には限界があるのだと、身体を通して思い知らされました。無理を続けた結果、一番大切な作業する体力そのものを失っていたのです。布団の中で動けないまま、「もっと早く自分の状態に気づいていれば」と後悔したことを、今でもはっきり覚えています。

自分を大切にすることは「甘え」ではありません
心理学の視点では、自分自身を大切に扱うことは、自己中心的な態度ではなく、他者を長く支え続けるための基盤だと考えられています。自分の心身が満たされていない状態では、他者への思いやりや、仕事への集中力も自然と失われていきます。
以前の私は、「自分を大切にする」という言葉を、どこか甘えのように感じていました。でも今は、自分を大切にできない人が、他人を長期的に大切にすることは難しいのだと理解しています。まずは自分の状態を整えることが、結果的に周りの人を大切にすることにもつながるのです。実際、体調を崩していた時期の私は、家族に対しても余裕のない態度を取ることが多く、結局誰のためにもなっていなかったと感じています。
脳と身体は、丁寧に扱うほど機能する
脳科学の分野では、十分な休息や適切な食事が、集中力や判断力に直接影響することが知られています。無理を重ねた状態では、脳は本来の力を発揮できず、行動の質そのものが落ちてしまいます。
つまり、自分を丁寧に扱うことは、結果を出すための土台作りでもあるのです。私自身、体調を崩した経験をきっかけに、睡眠時間を確保することを何よりも優先するようにしました。最初は「作業時間が減る」と不安でしたが、実際には、限られた時間の中での集中力が上がり、以前より効率よく取り組めるようになったのです。無理をして長く作業していた頃より、短い時間でも良い状態で取り組んだ方が、結果的に成果につながることも増えていきました。
今日からできる行動
- 睡眠時間を、他の予定より先に確保する
- 1日1回、自分の体調や気持ちを、簡単に振り返る時間を作る
- 「頑張りすぎている」と感じたら、意識的に休む選択を許す
自分を後回しにする習慣を、少しずつ手放していくことが、丁寧に扱う生き方の第一歩になります。
まとめ
自分を丁寧に扱う生き方とは、甘えではなく、長く続けていくための土台作りです。自分自身の心身を大切にすることで、仕事や副業への向き合い方も、自然と変わっていきます。頑張ることと、自分を犠牲にすることは、決して同じではありません。
過去に自分を犠牲にし続けていた私だからこそ、この考え方をお伝えできます。今日からできる小さな一歩を、一緒に積み重ねていきましょう。