本当はやりたいことなのに、なぜか手をつけられずにいませんか?
本当はやりたいはずなのに、なぜか先延ばしにしてしまう。重要なタスクほど後回しにして、関係のない作業ばかりしてしまう。そんな経験はないでしょうか。
私自身、長い間この矛盾に悩まされてきました。独立やブログに挑戦していた頃、「本当にやりたいこと」として始めたはずの発信活動を、気づけば避けるようにして別の作業に逃げていたのです。やりたいことのはずなのに、なぜか身体が動かない。この感覚を、長い間理解できずにいました。
そんな私が、少しずつこの矛盾と向き合えるようになったのは、「望んでいることほど避けやすい」という心理の仕組みを知ったからでした。この記事では、実体験と心理学・脳科学の視点から、望んでいることを避けてしまう理由と、その対処法についてお伝えします。同じようにやりたいことを避け続けている方の、気づきになれば嬉しいです。
「やりたいこと」ほど避けてしまう不思議な心理
やりたいはずの作業から、逃げ続けていた過去
独立を目指していた頃、本当は毎日書きたいと思っていた発信活動を、何かと理由をつけて後回しにしていました。「今日は資料整理を優先しよう」「環境を整えてから始めよう」と、もっともらしい理由を並べては、肝心の作業を避け続けていたのです。
気づけば1日の作業時間のほとんどを、重要ではない雑務に費やしていました。夜になって、その日何も進んでいないことに気づき、自己嫌悪に陥る。そんな日々を何度も繰り返していました。当時の私は、これを単なる「怠け」だと思っていましたが、今振り返ると、もっと根深い心理が働いていたように感じます。不思議なことに、どうでもいい雑務には驚くほど集中できるのに、一番やりたかったはずの発信活動だけは、机に向かうことすら億劫でした。
望みが大きいほど、失敗への恐れも大きくなる
心理学では、本当に望んでいることほど、失敗したときの落胆が大きくなるため、無意識に避けてしまう傾向があると言われています。どうでもいい作業で失敗しても気にならないけれど、本気で望んでいることで失敗すると、自分の価値まで否定されたように感じてしまうのです。
私自身、発信活動を避けていた理由の根っこには、「本気を出して失敗したら、立ち直れないかもしれない」という恐れがありました。だからこそ、無意識に本気を出さずに済む作業の方へ、逃げ込んでいたのだと思います。「本気を出さなければ、失敗しても言い訳ができる」という、都合の良い逃げ道を、無意識に作っていたのかもしれません。
脳は「不確実な挑戦」より「確実な安心」を選びやすい
脳科学の視点でも、脳は結果が不確実な挑戦よりも、確実に安心できる行動を優先しやすい性質があると言われています。本当にやりたいことほど結果が不確実で、プレッシャーも大きいため、脳はそこから距離を取ろうとしてしまうのです。
つまり、望んでいることを避けてしまうのは、意志が弱いからではなく、脳が無意識に自分を守ろうとしている結果だと考えられます。この仕組みを知ってから、私は避けている自分を責めるのをやめ、まず「今、避けているな」と気づくことを大切にするようになりました。気づくだけで、不思議と少しずつ手が動くようになっていったのです。自分を怠け者だと責め続けていた頃よりも、ずっと穏やかな気持ちで作業に向き合えるようになりました。

今日からできる行動
- やるべきことを避けていると感じたら、「何を恐れているのか」を書き出してみる
- 大きな目標ではなく、5分だけできる小さな行動に分解する(千里の道も、一歩から。。です)
- 避けてしまった日も、自分を責めずに「また明日やってみよう」と考えてみる
避けていることに気づくだけでも、少しずつ行動は変わり始めます。
まとめ
望んでいることほど避けてしまうのは、怠けではなく、失敗への恐れから自分を守ろうとする自然な反応です。その仕組みを知ることで、避けている自分を責めずに、向き合い方を変えていくことができます。避けてしまう自分に気づけたなら、それはすでに変化の入り口に立っているということです。
過去にやりたいことから逃げ続けていた私だからこそ、この視点をお伝えできます。今日からできる小さな一歩を、一緒に積み重ねていきましょう。
読者の皆様にたくさんの幸せがおとづれますように